mogura pict
 
 

こいつとの出会いがまたすごい。
こいつはどうもアフリカ生まれのようだ。と言うのも、O'BATAのところに来る前はアフリカンアートのコレクターさんのところにいて、箱にAfrican Drum from Zaire(アフリカンドラム・フロム・ザイール)と書かれていたからだ(ザイールは現在コンゴと呼ばれている)。
そのコレクターさんは元々、その姿形の美しさに惹かれて購入したらしいのだが、コレクター展を開催するにあたって、せっかくドラムとして生まれてきているのだから是非とも音を出させてやりたいとの思いで、O'BATAに演奏依頼をしたというわけ。これが10数年前の出来事なのだが、最初一目見たときに「ああ!こいつを鳴らせられるのは俺しかいない」って思ったね(笑い)。強烈な縁を感じたよ。
モグラって言う名前は、確かモスラを命名した同じスタッフがつけたものだったと思うんだけど、動物のモグラに雰囲気が似ていると言うこともあるんだけど、けっこうearthy(土臭い)な世界を感じさせる音を持っているからね。

人によっては、モグラのことをThe O'BATAとも言うよね。そして、これ一丁で仕事することも数多くあるんだ。